No.12 日本の面接の種類と特徴を留学生向けに解説!
日本の就職活動の中で、面接はとても重要な位置を占めます。
面接の方法にはいつくか種類があり、そのなかでも主なものを紹介します。
日本企業が行っている主な面接方法について
日本の企業では、主に個人面接、グループ面接、グループディスカッションという種類の面接を行っています。面接の種類によって評価されるポイントが違うので、自分が受けるのはどの種類の面接なのかを確認して、その面接に適した対策をたてましょう。
個人面接
個人面接は、面接を受ける就活中の学生と企業側の面接官が1対1(または複数の面接官)で行われます。1人ずつ面接を行い、就活生をよく知ることが目的です。個人面接では、面接官は学生の人柄や熱意、適性などをチェックします。自分の熱意や考えをしっかりとアピールできるように、具体的なエピソードや考えを入れた内容で答えるように準備しましょう。
グループ面接
グループ面接は集団面接とも言います。グループ(集団)で面接を受ける就活中の学生が、1人または複数の企業側の面接官と面接を受けます。個人面接と違い、面接官は一度に複数の学生を面接することになります。言い換えると、1人の学生に与えられる時間は少なくなります。その時間の中で、しっかりと自分を伝えることが大切です。質問の内容をきちんと理解し、的確に答えるコミュニケーション能力や、自分らしさを表現する能力などがチェックされます。また、一緒に面接を受けている学生が話をしている時の態度も見られているので、常にきちんとした態度で聞くようにしましょう。
グループディスカッション
数人の学生で与えられたテーマについて議論(ディスカッション)します。その様子を面接官がチェックするのがグループディスカッションです。グループディスカッションでは、それぞれの学生が、企業という集団の中でほかの人と協力しながら仕事をしていけるか、また集団の中でどのような役割をする人物なのかということがチェックされます。議論を進行するうえで果たすべき自分の役割をきちんと考え、チームワークを大切にしながら、議論を進めましょう。
まとめ
面接では、それぞれの面接方法で求められていること(チェックされること)をきちんと理解して、自分をアピールできるように準備することが大切です。
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